【オカルト】蛇が舐めた黄色い草

オカルト・小話

1000: 裏飯屋がお送りします 2004/04/04 04:04:04.44

小さい頃に見た昔話の絵本。
昔々、蕎麦の大食いで競うことになった男がいた。
男はどうしても勝ちたいと思い、策を巡らせる。
そんな折、男は山中で獲物を食べた後の大蛇を見つける。
腹がかなり膨れている…。

 

男は草陰から息を潜めて様子を窺う。
腹が重くて動けない大蛇は、周りに生えている黄色い草を舐め始めた。
すると、あんなに膨れていた腹が見る間に細くなっていくではないか。
身軽になった大蛇は男に気付かず何処かに行ってしまった。
これをみた男は『これだ!』とその草を千切り、懐へ忍ばせ戦いの場へ。勝つ気満々の男。
勝負が始まり順調に進むもなかなか勝負が着かない。
しかし流石に腹が重い。
一寸休憩を入れることになり、男は今こそ使い時と人目の無い縁側へ出て
こっそりとあの草を食べた。

約束の休憩時間が終わっても男が戻って来ない。
まさか逃げたかと、探す村人達。
縁側に人影を見、障子を開けた刹那。

そこに居たのは男の服を纏った蕎麦の固まりだった。

その草は獲物(人間)を消化する為のモノだった。と言う話。

幼心ながら後味の悪さを感じた。

 

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