【怖い話】二階の倉庫にあった古本

オカルト・怖い話

561 : 知り合いの家にあった古本[sage] : 2013/07/30(火) 05:15:44.98 ID:Vf5wrBJd0

この前、知り合いと飲んだんだけど、知り合いは飲んでいる最中
「なぁ、二階の倉庫行ってみないか?お前が好きそうな古本が
 あるんだけど」
と言ってきた。
「おうイクイク、古本見せてや」
と二階に上がって、二階の倉庫に行くと、紙袋に古本が60個ぐらいあった。

 

古本は新品の状態で
綾辻行人とか我孫子武丸とか有栖川有栖、太田忠司、蘇部健一とか島田荘司やレイモンド・チャンドラー、フレドリック・ブラウン、
ディックジャック・フィニイ、シオドア・スタージョン、リチャード・マシスン、西村寿行
阿刀田高、大藪春彦、ラヴクラフト、三津田信三、ブラッドベリとかであとは倉田悠子の小説が何冊かだった。
しかも偶然にも全部自宅に持っているやつばかりだ。
ただし、俺が持っている本とは違うのはほとんどハードカバーかノベルスばかりだったのだ。ハヤカワミステリやサンリオSF文庫版もあるが。
「お前これどうしたの?」
「ああ、地元の名家の人からもらってな、なんでも半月前に亡くなった
 娘さんの物らしい、もっとも愛人の子なのだが」
「病気だったの?」
「なんでも梅毒とエボラに感染したんだそうだ、中学生だったのに」
そんな会話をした後、俺は倉庫で古本を読むことにした。

 

562 : 知り合いの家にあった古本[sage] : 2013/07/30(火) 05:17:06.47 ID:Vf5wrBJd0

寿行を読んでいる最中、ガサガサというを音が聞こえた。
ンなバカな、ここにいるのは俺一人だぞ。次にパッと蛍光灯が消えた。
とりあえず俺は、倉庫を出ようとしたとき、バンバンバンバンバンと窓をたたく音が聞こえた。
俺は窓を見ると、窓に手形がついているではないか・・・。
しかも窓を触ってみると、手形は外側からではなく、内側から叩かれているのだ、手形の部分を触ってみたからだが・・・俺は怖くなり、一階に下りて、居間の布団に寝た。
居間では知り合いの母親が片づけている最中で、知り合いの父親は知り合いとビールを飲んでいた。
俺はガタガタ震えて、布団にくるまっていた。
その時、バンバンバンバンバンと窓をたたく音が聞こえた。

知り合いの母親は思わずカーテンを開けた。
その時、俺や知り合いは見てしまったのだ・・・。

563 : 知り合いの家にあった古本[sage] : 2013/07/30(火) 05:18:31.94 ID:Vf5wrBJd0

窓を叩いた奴の容貌は容姿はガマガエルのような感じで、髪の毛はパンチパーマ、顔はインスマス顔だった。
ちなみに身長は120、体重は180ぐらいだったと思う。
奴は帰ってきたヨッパライのような声で
うちの本を返せ!本を返せ!本を返せ!本を返せ!本を返せ!
と喚くのだ!
母親は思わず台所から塩を持ってきて、かけた。
それから後のことは覚えていない。朝起きて、知り合いが言ってきた。
「お前、本を読んだだろ・・・、奴は(つまり死んだ中学生)自分以外の奴が
 本を読むのを嫌っているんだ」
「あー、だから、だからあのままの状態なのか」
「だから古本屋にももっていけない、返品されるのが落ちだからな」
後日、知り合いの父親は地元の名家に本を返したらしい。
後で知り合いから聞いた話だが、死んだ中学生の義理の母親つまり名家の本妻が
死んだ中学生の古本を(高値で売れそうだからと)ブックオフに売り払ったそうだ。

終わり。

 

 

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梅毒とエボラて・・・

 

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