【怖い話】後ろから追ってくる女の子

オカルト・怖い話

1000: 裏飯屋がお送りします 2004/04/04 04:04:04.44

ちょっと書かせてもらう。怖かったんだ。ほんとに怖かったんだ。

20数年生きてて心霊現象なんてついぞお目にかかったことがなくてさ。
怖い話は好きだけど、そんなの実際にはありえないって否定派だった。

今は、肯定する気もないけど否定もできない。もうわかんね。

 

 

親戚んち行く時に通る山道にトンネルがあるんだ。
いつもは車で行くし、その日も車で行った。でさ、そのトンネル、いろんな噂があるんだよ。

色んなつってもまぁ、首なしライダーとかパタパタさんとか都市伝説系。

口裂け女が流行ったのと同時期に誰かが流したウワサなんだろうね。

そんなくだらない噂でも、やっぱり聞いた後で丑三つ時に通るのは怖いけど。

それでもその日は夜じゃなかったから怖い思いもせず平気でトンネルを通過しようとしたんだ。

そしたらさ、トンネルの入り口に猫がいるの。普通のノラ猫。

あのさ、猫、大好きなの俺。

写メ取らなきゃ!って端っこに車停車させて降りた。

やめときゃよかった……。

携帯カメラを猫に向けて写メろうとするんだけど、近づくと逃げてく。
当然トンネルの中へ。

ダーッって走ってじゃなく、トットットって。

そんでこっち振り向いてまた停止。

まぁ、微妙な距離の取り方も猫ならよくあることだ。

その様が可愛いから、カメラ向けながら俺もまた追うわけよ。
タッタッタって。

トットット。

タッタッタ。

トトトトト。

タタタタタ
タッタッタ。

あれ…?
足音、ひとつ多くないか…?

って思ったのと携帯の液晶に不審なものが映ったのは同時だった。

映ったっても目の前の光景じゃなく、トンネル内暗いからさ、液晶に反射して俺の背後が映り込んだわけ。

居たんだよ。女の子っぽいのが。

心拍数跳ね上がったけど気付かないふりして

「にゃんこたんにゃんこたん待てよーwにゃんにゃんにゃん」

とか言いながら猫を追った。

女の子っぽいものもずっと猫と俺を追ってきてた、と思う。

あの時程トンネルがこんなに長いなんて思ったことはないなぁ。

そんでたどりついた出口。
良かった、何事も無かった。

さて、車はトンネルの向こう側なわけだがどうしよう。

 

もうトンネルなんか通りたくない。
こっからは歩けない距離でもないしひとまず歩いて親戚んち行こう。

そんで奴の車で一緒に俺の車取りに来よう、なんてもうすっかり安心してた。

なんで、トンネルを出ただけで安心しちゃったんだろ。

歩きだした俺は十数メートル先を見てまた心拍数上がった。

いたよ……。道の端っこ。

行動範囲トンネルだけじゃないのかよ……。

今度は姿かたちも視認できる。
多少ボヤけてたけど小学校高学年くらいの女の子だった。

躊躇したけど行くも地獄戻るも地獄なら、行くしかなかろ? 腹決めて歩き出した。

まぁ、開けた道路よりトンネルで遭遇した方が怖いからなるべく心臓にやさしい方選んだだけなんだけど。

っつうか、あの時は怖すぎるから考えないようにしてたけど、どう見ても俺を追ってきてるよね。

反対車線側を歩きつつも少しずつ距離が縮まってって、とうとうそれを横切るぞって時。

好奇心に負けてチラ見しちゃったんだ。

そしたら女の子さ、頭怪我してた。
顔半分とコメカミ付近。

少なくとも見た目だけは酷い傷ではなかったから、なんとか心臓は持った。
交通事故かな、かわいそうだな。

なんて思ってさ。
その子がすごく可哀そうで泣きたくなって……俺はバカだった。

にわかに父性なんか出しちゃってその子に近づいてったんだ。

そんでその子の前でしゃがんで可哀そうにって泣いた。

聖人気取ってた。ほんとバカだった。

その子、なんかよくわかんない形相になって、俺の顔に自分の顔近付けて、

う゛ぉぁあ゛あぁあーーー」って。

そん時直感的に気付いた。

あ、ダメだ。理屈通じない。
やばい、って。

感情とか読み取れないんだ。
っつうか、無いんだ多分。
最初から近付いちゃいけないもんだったんだ。

後はもう振り向かずに親戚んちまで必死に走って逃げた。

もうトンネルには怖くて二度と近づきたくないから、帰りは遠回りで別の道で送ってもらった。

車は父ちゃんに取りに行ってもらった。

けど、今でもトンネルの側に放置してた車に乗るのが少し怖い。

これ言うと話的に全く怖くなくなるから言おうかどうか迷ったけど、どうせ怖くないだろうから言うね。

 

 

 

女の子、黒人だった。

ほんとなんだよ……。

 

 

 

管理人
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最後の情報いらなかったな・・・

 

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